南フランスの港都市ル・アーブルの中心街を指す、オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴルは、第二次世界大戦後に行われた大規模な都市再建が20世紀における優れた都市計画の例として評価され、世界遺産に登録されている。ル・アーブルは第二次世界大戦の際、のちにドイツ軍に占領された際イギリス空軍によって大量の爆撃を受けた。そのためル・アーブルの中心街は廃墟となり、戦争が終わったときにはヨーロッパでももっとも破壊の激しい地域のひとつであった。
1945年に国はル・アーブル中心街の再建を、オーギュスト・ペレに託した。彼は何もないまっさらな状態を作り、新都市建築のための古典主義的理論を適用したいとかんがえていたそうで、この資材として利用されたのはコンクリート。1945年から、1964年まで再建は行われ、ル。アーブルの街は碁盤の目状に道路が走り、風通しのよい街路に住宅がならぶ街となった。ペレはル・アーブルの街の住宅も均衡化デザインで統一させており、平らな屋根、大きな窓などが特徴。
ル・アーブルはクロード・モネの出身地でもあるらしい。ル・アーヴル散策。日本庭園を発見。大阪港と姉妹港だそう。小川が流れ池もあり、桜や松など諸々の植物もあり、なかなかよろしいお庭であった。