フランス国内、アルザス地方にあるロンシャン教会。別名ノートルダム・デュ・オー礼拝堂とも呼ばれ、近代建築の父と呼ばれる「ル・コルビジュ」が設計した教会堂。もともとロンシャンは巡礼の地であったが、第2次世界大戦後破壊され、戦後ロンシャンの人々の強い再建の願いによって、1950年に建設が始まり1955年に完成した。貝殻構造を採用したうねった屋根や、それを浮かせるように支える厚い外壁、その壁にいくつもの穴があり、穴にはステンドグラスが埋め込まれ、外から光が差し込むよう作られた建物。村はずれの小さな礼拝堂であるが、祝祭日には多くの人が訪れる。
パリから電車とタクシーを乗り継いで、丘の上に建つ、ル・コルビュジェの名作ロンシャン教会へ。建築に興味ある友人に誘われなかったらきっと行くことはなかったロンシャン教会。この建物のためだけを目指すという場所だが、思いのほかに素敵でとっても印象が強かった!