紀元前に作られた水道橋、ポン・デュ・ガール。その昔に学校で習った、初代ローマ皇帝のアウグストゥスの時代、と言えばその古さが分かるだろうか。そんな時代に、こんな技術があったのか!と絶句せずにはいられない立派な姿に、ただ圧倒されてしまう。ポン・デュ・ガールは、紀元前19年ごろの作品で、アウグストゥス帝の命令で造られた。ユゼスからニームに水を運ぶためのもので、3層に分かれている。1985年にはユネスコ世界文化遺産にも登録されている。3層のアーケードは上に行くほど幅が狭くなっていて、高さは上から49m、22m、7mとなっている。年間数ミリずつ傾いているといわれており約2000年後には倒壊するといわれている、