ノルマンディー地方は、気候の関係でブドウが育たない地域。そのかわりに、果樹園が盛んでリンゴもよく取れるため、そのリンゴを使ったお酒シードルの名産地ともなっているところ。そのノルマンディーにリンゴ農園が続く地域があり、観光ルートとしてシードル街道と名づけられている。
そのシードル街道へ向かう。お目当てはノルマンディ名物、りんごのお酒「シードル」と「カルバドス」。まず、「シードル」は味わいも色々。甘口・辛口、お安いりんごジュースのようなものから、高級品になると、まるでシャンパンのような上品な味わいのものまで。奥が深いよう。シードルを蒸留させたものが、「カルバドス」。ブランデーのような香りが、熟成が深まるとより芳醇になるそう。強いお酒なので、飲みすぎ注意!お土産屋も多いが、小さなシードル工場がたくさんあるので中に入って見学することもできる。