改装工事中につき休館中。平成23年10月15日~24年3月31日(予定)
地上70mの展望室からは360度のダイナミックな大パノラマを望むことができます。特に夜景が人気があり、夜22時まで多くの人でにぎわいます。1964(昭和39)年に建設されたため、外観はレトロな雰囲気がありますが、入場が無料ということもあり地元の人々に親しまれています。デートポットとしても有名です。また、すぐ隣にはベイサイドプレイスという複合施設もあり、合わせてお楽しみいただけます。
1階には「博多港ミュージアム」が設けられていて、博多港に関する知識を楽しく増やすことができます。
また館内には船の無線局があり、港に出入りする船の動きを他の船に伝える「博多ポートラジオ」として船の安全な運行に欠かせない重要な役割も果たしています。
役立つ情報
◎1964年(昭和39年)建築されたタワー。設計は東京タワーや名古屋テレビ塔、2代目通天閣なども手掛けた内藤多仲氏。「塔博士」とも呼ばれる内藤が設計した所謂タワー六兄弟のひとつで、最後に完成した為「タワー六兄弟の末っ子」と呼ばれる。
他情報
◎全高103m 展望室床面高70m
◎「博多ポートタワー」の歴史
1964年 |
民間レジャー施設博多パラダイスのメイン施設として開業。 博多パラダイスには遊園地や展望温泉などもあり賑わったものの、入場者の不振で売却。 博多プレイランドに改名されて営業が続けられたが、入場者減少は止まらず閉園。 博多パラダイスの跡地はFBS福岡放送や福岡市立図書館へと転用された。 博多パラダイスの目玉であったため、今でも博多ポートタワーのことを「博多パラダイス」と呼ぶ人がいる。 |
1976年 | 博多港PRセンターとして開館。この名称は現在でも残っている。 |
1999年 | 博多開港100周年を記念してマスコットキャラクター「ポートくん」が制定された。現在も看板に描かれている。 |
2005年 |
福岡県西方沖地震での被災箇所を補修するため改装工事が行われ、外観の再塗装、 展望室の窓ガラス張り替え、望遠鏡の取り替え(有料のモニター付デジタル望遠鏡)などがなされた。 |
2006年 | リニューアルオープン |
2007年 | タワー1階部分に博多港ベイサイドミュージアムが移転オープン |