年に一度の「カイザーターフェル」は、シュパイヤーで開かれ、昔、昔、シュパイヤーの王様が庶民に食べ物を振舞っていたイベント。現在は、歩行者天国にぎっしりといろんなレストランがテントを出して、みんなわいわいガヤガヤ集まって外で食事をするというコンセプト。レストランによってはグリルで肉の塊を焼いていたり。子供たちのために小さなメリーゴーランドや、中世風人力観覧車も。大聖堂から門までの道にひしめいている。お店を冷やかしながら、どこが美味しそうかとチェックしながら見ると面白い。インドやメキシカン等の他国料理もお勧め。中でも、ブリトープレートは、美味しいが、全然メキシカンな気がしない。それは、辛いもの苦手なドイツ人用の味付けで、全く辛くないそう。チリをかけても、全然辛くならないとか。見た目は日本の夏祭りの屋台のようだけど、どこもスナックというよりは、しっかりご飯なので、いくつも食べ歩きするわけにいかないのがちょっと残念。この辺一帯は、10月初めくらいまで、これでもか、というほど夏祭りやワイン祭りがそこらじゅうで開かれるので、是非、参加してみて。