町並みもおフランスな香りが漂い、お洒落なカフェも多いハノイ。
コンクリートうちっぱなしの、わずか2畳ほどの奥行きしかないローカルカフェでスイーツを食べた。タイホー区になるのかな?ハノイのかなり北のほう。その店の名もズバリ、「KEM CAEAMEN(ケム・キャラメン」。「KEM CARAMEN」とは「プリン」のこと。ベトナム南部では「バイン・フラン」というようですが北部のハノイでは「ケム・キャラメン」というのだ。ほんとに、間口2メートル程度、畳2畳分ぐらいの細長いコンクリート打ちっ放しの店内で、椅子もテーブルもインテリアもないケム・キャラメン。お風呂でつかう椅子のような、プラスティックのちっちゃい椅子に腰掛けて、これまたそのうちの1脚をテーブル代わりにいただいた。おひとつ3000ドン(=約20円)。これがまたおいしい。カスタードがすごく濃厚で口どけもグー。ちょっととろとろ感があり、手作りの素朴な味。キャラメルソースもほんのり苦味があってプリン本体とよく合う!おかわりをしたかったぐらいだが、ローカル食満点のお店でかつ、長居ができるお店ではなかったので早々に食べ終わったら退散してした。