せっかくフランスの香り漂う、コじゃれた街だから、フランス統治時代の洋館がまるっとレストランになっているレストランでお昼ご飯を食べてみてはどうだろう。「レ・トンキン」はフレンチが楽しめるレストラン。大通りから一本はいったところにある。入り口はなんだか中華風だが入ると緑に囲まれたお庭のテラス席と、クリームイエローと緑といったメルヘンチックなカラーリングの洋館が登場。のんびりしていていい感じ。
メニューは英語版と日本語版がある。お値段は手頃とはいっても外国人観光客プライス。お花も可愛く生けられていてグリーンに赤が映える。注文したのは単品料理を中心に、焼飯とスープ、そして生春巻き。イカのサラダ。チャーカーラーポンというハノイ名物。雷魚をレモングラスなどの香草とターメリックでいためたものを米麺と一緒に食べるらしい。ここのは「レ・トンキン風」とメニューにうたってあったのだけれど、本家本元を知らないのでどこが「レ・トンキン風」なのかは不明。この店、料理は普通に美味しいけれど、サービスがいまいち。あちこちの海外からのツアーで使われている店らしく、途中から団体客のご一行は来るわ、係りはそっちにかかりきりになるわで早々に退散することにきめて、デザートをいただいた。
役立つ情報
・5つの個室は12名から50名様まで収容可能。
・屋外席は250席用意されている。
・月曜から金曜(19:00~21:00)は伝統音楽の演奏あり。