ホノルル(ハワイ)の雑誌で、日本食欄に登場しないことはないだろう、というほど有名な日本食レストラン「和さび」。今回は予約なしでもスムーズに入れた。想像していたよりもかなり小さなお店である。お店側のオススメメニューをオーダー。お通しは野菜スティック。まず運ばれてきたのは「マウイのオニオン」。日本の居酒屋を思わす料理で、味の方も日本のオニオンとなんら変わらない。これでたしかお値段1000円弱。「和さび」の「アヒポキ」はホノルルで一番美味しいと添えられたお言葉。海藻の食感がオゴッと面白い歯ざわりで、ごま油の風味も絶妙。続いて「シアトル産大浅利の酒蒸し」。シアトル産の大浅利なんて日本にいたら、あまり頂くことはないだろう。食べ応えはあるが、味が極端に薄い。「海老の唐揚げ」は本日のオススメメニューに写真付きでも記載されていた。味はいたって普通の海老の唐揚げ。「アボカドの天麩羅」は揚げ方も上手で美味しい。「人工蟹の身のマヨネーズ焼き」の「人工蟹」とはオホーツクのこと。かなり好評で「和さび」オススメの一品とのことだ。「パパイヤのオーブン焼き」は見た目が華やかで南国らしくて良いが、ぬるい感じとクリームさが重たいイメージなので、賛否両論かもしれない。そして「3種のロール寿司」と「かいわれ寿司」。サイズがとても小さくてちょっと残念。3種は正直イマイチなので、レインボーのみにするのを薦める。「かいわれ寿司」はかいわれを昆布で〆たそうだが、塩気が強くて体に悪そうな味。楽しみにしていたので残念である。「和さび」はサービス料(チップ)20%以上という点にはご注意を。