ワイキキビーチから車で25分くらいのところにある「ハナウマ湾」は全米NO.1ビーチにも選ばれたことがある美しい海が魅力です。正式名称は「Hanauma Bay Nature Preserve(ハナウマ湾自然保護区)」となっていて、ビーチに入る前に9分間のビデオ鑑賞が義務づけられています。50人ほど入れる映画館のような場所で立ったままの鑑賞。勿論、日本語解説のヘッドフォンを貸してくれるので言葉の心配はありません。(主に自然保護に関する教育ビデオ)
ここ「ハナウマ湾」は元々、王族の釣り場で、現在はハワイで有名なシュノーケリングのスポットでもあります。シュノーケルで、ハワイのたくさんの魚や、珊瑚、タコ、運が良ければ海ガメにも出会えます。また、ダイビング体験もでき、既に機材がセットされているタンクを背負って「ハナウマ湾」の美しい海をこれでもかと堪能できます。ビーチの水温は思ったほど高くなく、風がある日は寒いのでご注意を。
ビーチでは、水中メガネや足ヒレのレンタルサービスもあるので、ぜひシュノーケリングに挑戦してみてください! |
駐車場が満車になると、入れなくなってしまいますので、ハナウマ湾に行かれる際は、朝一がおすすめです。 |
運がいいとウミガメも見られます。体験ダイビングもできるので、ぜひ♪♪ |
役立つ情報
*全面禁煙
*ハナウマ湾の駐車場は9時には満車になってしまうので、8時にはワイキキを出発を。(満車になると入場できません)
*ハナウマ湾にはレストランもショップも無いので、ココマリーナセンターなどで軽食を買っていくとよい。
*ハナウマ湾には日陰が殆ど無い。
*ビーチへは、高低差があり、バスのようなものに乗っていくか歩いていくか選択できる。行きと帰りで料金が違うのでご注意を。
*ちょっとした怪我をした場合はライフガードに言えば応急処置程度の薬ももらうことが出来る。
【餌付け禁止】
ハナウマ湾で人々が魚に餌を与えるようになったのは70年代中頃だと言われているが、その後、パンや弁当の食べ残し、スナック菓子などを魚に与える人が後を断たず、大きな魚がわれ先に集まるようになり、本来の小さい熱帯魚などが少なくなった。そこで1999年「餌付け禁止法」が設けられて、大きな魚(ミナミイスズミやボラなど)に追いやられてしまった魚を呼び戻し、本来のバランスのとれた自然環境に戻す試みが行われている。また、同時に湾内の水質向上も期待されている。
【餌は無くとも魚は集る】
岩礁の内側でもよく見掛ける大変好奇心の強い固有の魚がおり、泳いでいると寄ってきてなかなか離れようとしない。18㎝位のこの魚の鼻先で餌をあげる振りをしていると、あら不思議!つられて他の魚も集まってくるという。但し、くれぐれもミナミイスズミの目の前でやってはいけません、噛まれます。また小石を海の中でコンコンと打ち鳴らしても魚が集まって来るという。
他情報
・ミヤコテングハギ―ニザダイの仲間で、遭遇確立中難度らしい。
・ヒレナガハギ―ニザダイの仲間。遭遇確立中難度。
・ハゲブダイ―ブダイの仲間で、遭遇確立中難度。
・セグロチョウチョウウオ―チョウチョウウオの仲間で、遭遇確立高難度。出会えればラッキーみたい。
・アオタテジマウチョウウオ―チョウチョウウオの仲間で、ハワイ固有の魚。これも遭遇確立高難度。
・シマハギ―ニザダイの仲間。遭遇確立は低難度。ハナウマベイの中で最もよく目にする魚のよう。
・フチドリスズメダイ―スズメダイの仲間で、遭遇確立中難易度。
・ゴマニザ―ニザダイの仲間。遭遇確立中難易度。
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コース紹介
まるで水族館の水槽の中を泳ぐがごとく、潜らなくてもシュノーケリングで十分、たくさん綺麗な魚をわんさか、すぐ近くで見ることができる。ここは、完璧に環境保護された、本物の自然に触れ合える場所。早く海に入りたいけど、ビーチに降りる前に、環境保護と海の安全に関するビデオを観る事が義務付けられている。ワイヤレスイヤホンで、日本語でも聞ける。時間は大体15分くらい。ビーチへは、かなり急な坂を下って行くので、無理は避けて「HanaumaBayTram」に乗るとよい。(下りが1人50セント、上りが1ドル。)