ハワイの観光スポットと言えば、カイルアから回れ右して、61号線を通ってワイキキへ戻る途中にある「ヌアヌ・パリ展望台」。カイルアから8マイル、車で20分程度の場所。ただ、61号線から展望台への側道へ入り損ねてしまうと、ぐるっと周って戻るのに10Kmとか走らないといけないので要注意。
ハワイ語でヌアヌ(nuuanu)は、涼しい高台、パリ(pali)は、崖を意味する言葉。ここは、風が強い所で有名なのだが、風がない日もあるとか。しかし、中々の気象条件が悪い場所。オアフの海岸線から914メートルの高さにあり、コオラウ山脈のカネオヘ側にあって、世界3大強風名所とも言われてるそう。1795年のカメハメハ1世が最終的に1人の統治者の下で、ハワイ諸島を統一するために戦った最後の戦地で、絶壁のヌウアヌ・パリに敵を追い詰めたカメハメハ大王の軍は、そこで勝利を収めた。少なくとも四百人もの敵の兵士が鳥の様に絶壁から落ちていったと言われ、その強風によって落ちた兵士が吹きあがって きたと言う話もある。また、昔、ここで自殺しようとした人が、飛び降りたら強風で戻って来たといわく付きの場所でもある。かなり高いところにある展望台なので、とても景色が綺麗。ここから、裏オアフとも呼ばれている島の北東部の光景を見渡せる事もあり、島の観光名所にもなっている。また、この場所はパワースポットっぽい感じもする。
バスではちょっと行きにくい場所なのでレンタカー等がお勧め。でも、車での人は「ヌアヌ・パリ展望台」の標識が小さいので、くれぐれも見落とさないように。