香港といえば「食」。今回せっかくなので一度くらいミシュランの星付きレストランに行きたいということで、今年の「香港・マカオ2010年版」で3つ星を獲得したフレンチレストラン「Caprice(カプリス)」へ。パリのミシュラン2つ星「ル・サンク」から派遣されたシェフ、ソムリエ、マネージャー、パティシエから構成されたスタッフが作り出す本格フレンチを楽しめる。香港島の中環(セントラル)にあるフォーシーズンズホテル香港の6F、ビクトリアパークに向かって位置するレストランカプリス。窓際の席は陽の光が一杯に入って明るい雰囲気。カプリスのエントランスゴージャスなシャンデリアが眩い。
ランチは2コース400HK$、3コース(前菜・メイン・デザート)450HK$(今のレートで約5300円)でグラスワインが一杯付いた。高級ホテルのレストランだと考えればわりとリーズナブルでは?もちろんアラカルトもある。バターは無塩と有塩。前菜の「蟹のビスキュ」。カネロニのように見えるのは、薄い大根で蟹身を包んだもの。フォワグラとアスパラガスのテリーヌ。美しい。メインで頼んだ「ホタテのラビオリ」。目の前でスープを注いでくれるプレゼンテーション。ワインはアルゼンチンのシャルドネ。食後のプチ菓子、デザートは、イケメンスタッフがワゴンで持ってきてくれた・瓶詰めプリン、ブルーベリーのミルフィーユ、チョコムースをチョイス。特にこのプリンが美味。最初は前菜&メインだけだと足りないかな?と心配したが全く問題無し。一皿一皿は決して重くなく、王道フレンチからすればむしろ野菜が多く使われていて繊細で軽いお料理だったが、気がつくとお腹いっぱい、そしてデザートでノックダウン。カプリスおそるべし。