上海蟹の専門店「東海グループ」のレストラン。10月~12月初旬は上海蟹のシーズン。小泉元総理も来店したことがあるのだとか。さすが大閘蟹(上海蟹)専門店。店の前には大きな蟹のオブジェがスポットライトに照らされてお出迎え。
お皿も蟹模様。醤油の入った小皿も蟹模様。メニューは広東語。但しお勧めメニューなどは写真があるものもある。
「蟹みそ入り小籠包」これを食べる為にまた香港に来たいと思うほどのおいしさ。絶品。「仏さんがぶっ跳ぶ」という名前のスープ。干し貝柱やシイタケと一緒に魚の浮き袋の干した物も入っている。おいしい。そしてメインはやっぱり上海蟹。丸々と、立派な姿。食べられない部分は、お店の人が外してくれる。上海蟹の一番の特徴は、たっぷり入った蟹ミソ。まったりと濃厚。蟹ミソを固形燃料でグツグツと温める。これがまたオツなお味。ただ、付け合わせのガーリックブレッドはイマイチ。普通の薄く切ったパンのほうがおいしい。野菜もついてくる。締めはウドン。豆乳のようなスープ。まろやか。干しエビのような味がほのかにして、食べやすく仕上げてある。上海蟹には生姜湯がつきもの。この店でもデザートは生姜湯。これがかなり辛い。そして黒ゴマ団子の入った物。おいしい上海蟹をたっぷり楽しめる。