佐敦にある、香港スイーツのお店。ここはスイーツの店なのに男子の数も多い。
什果世界(ミックスフルーツワールド)、芒果世界(マンゴーワールド)器はお碗級ではなく丼級。マンゴーの下に大粒のタピオカとココナッツミルクゼリーがたっぷり入っている。食後のデザートというよりは、空腹の時にこれだけ堪能したい。これで19HK$だというのだから、毎日でも食べたい。
腐竹鶏蛋糖水(湯葉と卵のスイーツ)。このスイーツは昔、まだ恋愛が自由にできなかった時代、東坑、茶山、横瀝の地方では、老婆の仲人が若い男を連れて、女の家で見合いをさせた。もし女の両親が男の子を気に入ったら、もち米の団子を出す。気に入らなければ、かき卵の腐竹鶏蛋糖水を出す。もう忘れて欲しいという意味だそうだ。松記の腐竹鶏蛋糖水はハト麦も入って、食材が豊富に使われている。湯葉は細かくされており、食べやすい。
彌敦道(ネイザンロード)と廟街(テンプルストリート)に挟まれた吳松街にあり、観光やショッピングの合間に立ち寄るのもいい。