香港在住日本人が集まると結構な頻度で「火鍋」に行く。この「稲香」は、外れのないお店。香港にいくつかの店舗を持つ。
鍋の具は自分たちで選ぶ。基本的に広東語のみのメニュー。広東語がわからない人はある意味、チャレンジャー鍋。スープも自分で選ぶ。2種のスープを楽しみたい場合は「鴛鴦(いんよん)」と言って2つ選ぶ。すると、仕切りのついた便利な鍋に2種類のスープが入って出てくる。麻辣は非常に辛く、口の中が大変になるので辛いものが苦手な人は注意。鍋が運ばれ、具が揃い始めると登場するのが薬味セット。唐辛子、にんにく、ねぎ、ゴマ醤等。自分の好みでつけだれをアレンジ。絶対試してもらいたい具、「生根」日本で言う油揚げのようなもの。香港のは丸くて、中は空洞。煮込むうちにぺっちゃんこになるけれど、スープを吸って、これが結構はまる。豚肉、牛肉、えび団子にいか団子。野菜と豆腐とチーズ入りソーセージ。このソーセージ、はまる。鍋にあう!どっさり入れて煮込む。合間のおつまみ、きゅうりとにんにくの和え物。これがビールにあう。男性は、9割方「出前一丁」でしめる。なにゆえ、男性はこの麺がすきなのか?!出前一丁だけかと思ったら、このお店のサービス。出前一丁の袋の下に、うどんも隠れていた。2つの麺を楽しめる。これで大体一人1000円くらい。おいしくてお財布にやさしい「火鍋」。機会があったら旅行者の方もぜひ。