パークタワーズの裏から始まる「電気道」は、地元の生活が溢れている通り。ここ天后で旅行者を見ることはあまりない。この道には以前「香港電力」があったことから「電気道」と呼ばれるようになったらしい。
街市は公営の市場。スーパーとは違い、肉や魚も量り売り。塊のまま売られていたりする。観光客には少しハードかもしれない。他にも、麺の種類や具が選べる麺屋、ベトナムレストラン、お洒落な喫茶店から庶民的なレストランまで。シャワーヘッドや電器製品の部品といった、日用品を売っている店も多い。小食屋はいわゆる軽食の店。串に刺したシュウマイや、チマキ、おかずになりそうなものが主流。果物屋も、かなり雑然。基本的に量り売り。
電気道は海に近づくと少し雰囲気が変わる。保険会社や中級クラスのホテルなど、ノッポなビルが並ぶ中に、スタバやブティックなどが点在している。
通るだけで香港庶民の生活が垣間見ることができる。