■インドネシアの結婚式
宗教によって、方式や衣装などが異なる。
インドネシアの結婚式を紹介。
インドネシアでは結婚式をしないと正式に結婚したと認められない。(お坊さんの認証サインが必要なため)
また、世間に結婚したことを知らせる、大変重要な儀式とされている。
*結婚式の流れ
◎神様への宣いの言葉
儀式に立ち会うのは、二人の結婚を認証する人たちと、お坊さん。
式は花嫁の実家で執り行われることが多い。
神様への宣いの言葉を新郎が唱える。
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◎結婚証明書にサイン
結婚証明書は手帳のようになっている。新郎新婦がサインした後、お坊さんがサインをする。
この手帳は新郎新婦が1冊ずつ持つ。(宗教により大きく異なる)
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◎結婚のしるし
主に新郎側から新婦に、金や宝石などが贈られる。
その内容や重量を出席している人たちに報告。(指輪を交換する儀式はあまり行われない)
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◎来賓からの挨拶
来賓のスピーチがある。約1時間くらいで式は終了。
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◎食事
式には大体100人以上、大きな式の場合は1000人を超える人が来るのも珍しくない。
たくさんの人に祝ってもらうことを良いとしているため、新郎も新婦も知らない人が来ていてもOKらしい。
大体がビュッフェ形式。
ご祝儀は封筒に自分の気持ちを入れればいいため、特に額は決まっていない。
■インドネシアの葬式
インドネシアの葬式は、現在宗教にのっとって行われているが、
昔ながらの伝統的なしきたりにそって行われている場所もある。
・ジャワ
家族が「セラマタン」という儀式を行う。
最初のセラマタンは亡くなった日に行われる。その後、3日後、7日後、40日後、100日後と続き、
最後は1000日後にもっとも盛大に執り行われる。
1000日過ぎれば、死者の魂が既にあの世で平和で暮らしていると、ジャワの人々は信じているためだ。
セラマトは地元の言葉で「安全」「幸せ」「願い」「幸運」といった意味がある。
・スラウェシ
南スラウェシのトラジャの人々は、死者の魂が「プヤ」というところに入ると信じている。
プヤに入るとき、死者は現世での社会的地位を明らかにしなければならないとされており、
高い地位にあった人は、その地位を証明する為カーニバルのように盛大に葬式を執り行う。
遺体は「病んだ体」とされ、服を着せた状態で建物内(トンコナン)に安置され、その遺体に食べ物がささげられる。
葬式を終えると正式に死んだものとみなされる。
・バリ
トルンヤンという地域に暮らすバリ人は、葬儀後、遺体を木の下に置き、埋めたり燃やしたりはしない。
布などで覆うことさえもせず、バリ島最大の湖であるキンタマニ湖のほとりにある村周辺に置かれる。
不思議と、腐敗した遺体からは臭いがしないという。
・フローレス
フローレンスのマンガライ人たちは、死者の魂(=ポティ)は生前居た場所、特にベッドの近くに居ると信じている。
ポティは家の側の井戸や大木の方に行くといわれており、自分の子孫を見守ると信じられている。
亡くなった日から5日後、ポティは死者のための土地「モリカラエン」に行く。
モリカラエンでは、すべてのことが現世と逆だと言われているため、ポティが皿やコップを使えるようにと
その5日目に自分達の皿やコップをわざと割る。
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