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■イタリアのIVA(付加価値税)とは

イタリアではほとんどの商品に10~20%のIVAと呼ばれる付加価値税が掛っている。

EU以外の居住者は、1店舗につき154.94ユーロ以上の買い物で、だいたい2~14.5%の払い戻しを受けられる。

 

*IVA払い戻し対象者・条件

対象者 条件

EU圏外からの旅行者

(EU圏内に1年以上

滞在する場合は対象外)

・免税指定のマーク(Tax-Free Shopping/VAT Export Scheme)表示の店で、154.95ユーロ以上の買い物をした場合

・商品の購入後90日以内にEU圏外へ出国する場合

・商品は未開封、未使用であること。

※免税対象の最低額は店舗により異なる。

※持ち出しを禁止物、拳銃、爆発物などの危険物、宝石の原石などはVAT還付の対象外

 

 

*VAT払い戻し申請方法

①「Tax-Free Shopping」マークが表示されたお店で商品を購入。

②注商品購入時にパスポートを提示、店員にIVA還付を受けたい旨を伝える。

③店員から免税書類とレシートが渡されるので、必要事項を記入し大切に保管する。

出国税関(EU圏では最終出国税関)で購入した未開封の還付対象現品保管しておいた書類搭乗券パスポートを提示して検印を受ける。ここでスタンプが必ず必要。日本では手続きが出来ないので注意。
 

 

*申請手順

■免税対象商品をスーツケースに入れいている場合

1.チェックインをする。このとき、スーツケースは置いていかず、クレームタグを付けてもらって、スーツケースを持って税関へ行く。

2.免税書類、搭乗券、パスポートを税関員に提出。

3.タックスフリーの書類に税関のスタンプを押してもらい、再びスーツケースをチェックインカウンターへ持って行き、預ける。

*ローマやミラノの空港は税関窓口の脇に荷物用のターンテーブルがあるので、チェックインカウンターへ行く必要はない。

 

■免税対象商品を着ないに持ち込む場合

1.チェックイン、出国審査を済ませる。

2.出国ロビー側の税関にて、商品、免税書類、搭乗券、パスポートを税関員に提出。

 

 

*払い戻し方法

現金

空港内のキャッシュ・リファウンドにて税関でスタンプをもらった免税書類、購入店のレシートを提出し、払い戻しを受ける。

日本で払い戻す場合は、成田空港と関西空港にカウンターがある。

現金以外

クレジットカード、または円建ての小切手の場合、所定の封筒に書類を入れて、各取り扱いの事務局へ郵送。

90日以内に封筒が届かないと無効になるので注意。

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イタリアのIVA(付加価値税)についてのタグ

記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1

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