スカルペリアで9月の第1土・日曜日に行われる「ルネッサンスの日」。この街はナイフ・包丁・はさみなど刃物の生産で有名である。もちろん普段はタダで街に入れるが、この時は入場料7ユーロがかかる。一歩踏み入れれば、そこには中世の世界が広がる。
スカルペリアの住人も家族そろって中世の洋服で参加していたり、石畳の道には藁が敷かれ、藁のベンチまであり、雰囲気が出ている。職人さん達が、中世の洋服を着ながらその場でデモンストレーションしてくれる。昔ながらのロウソク作りやマッチなどがなかった時代の火のおこし方のデモなど内容も盛りだくさんだ。その他にも、弓矢だとかさまざまな素朴な遊びなども体験できる。
タイムスリップしたかのような中世祭り。日常とは違う世界をぜひ、のぞいてみて。