おしゃれで、美味しい、食の見本市「テイスト」。2011年度ですでに6回目の開催となる。スーパーには出回らない、職人さんが作る食材がメインとなっていて、フィレンツェでも、エノテカ(ワインバー)や高級食材店でちらほらと最近、見かけるようになった食材のオンパレードだ。少しずつ知名度も増し、出展数、来場数ともに毎年増加中である。
会場にはズラリと職人製造の高級食材が並んでいて、生産者達がまるで我が子を自慢するように、生産地から生い立ちまで、製品を熱く語る。熱気に満ちた雰囲気のなかで、食材との出会い、生産者との出会いをアレンジする見本市、それが「テイスト」の醍醐味だろう。大規模な見本市だと、どこをどう回ればいいか、迷ったり、食べ飽きたりしてしまうけど、ここは規模が大きくも、小さくもなく、ほどよい感じなのでお勧めだ。半日あれば充分なくらい。ただ、夕方からだとすっごい人で、試食するのに10分くらい待たなきゃいけないことも。時間に融通の効く人は、午前が狙い目だ。
他情報
サンタ・マリア・ノヴェッラ 駅から出ている路面電車TRAMVIAで会場の目の前まで行ける
所要時間は5分ほど。停車駅名は「Leopolda」。一番最初の停車駅。