道路の混雑緩和のために、フィレンツェで2010年2月に開通したばかりの路面電車「トランヴィア」。5:00-24:00の間、平日の昼間は毎時3.5分、夜は毎時12分、その他の時間では毎時6分で運行される。切符は市バス券が販売されているところで購入できるとのことだ。この「トランヴィア」は「ライン1」と呼ばれ、現在は中小規模の見本市会場となっている旧鉄道駅を改装した「レオポルダ駅」、そしてカッシーナ公園の中を横断して「スカンディッチ」というフィレンツェのベッドタウンとフィレンツェの中央駅を往復運行している。
電車は新しくキレイで、窓も大きいので景色を十分に楽しめる。また、14ヶ所ある停留所のデザインも統一されており、シンプルながら近未来的な印象でセンスの良さを感じる。出来たばかりの「トランヴィア」に乗って、郊外へ出かけてみるのも良いだろう。