サンタクローチェ広場の近く、サンタンブロージョ広場にでている「ランプレドットの屋台」。いわゆるフィレンツェ名物のB級グルメだ。「ランプレドット(Lampredotto)」とは、もつ煮込み料理のことである。屋台のショーケースの中には、大量のホルモンが並ぶ。大きなずん胴でホルモンを煮込んでいるようだ。ランプレドット単品でも買えるが、今回はサンドイッチ(2.7ユーロ)でオーダー。ずん胴の中から大きなホルモンの塊を取り出し、細かく刻んでパンに挟む。そして、ハーブ&ニンニクペーストと、チリソースをかければ出来上がり。パンの上半分は、ずん胴の中の煮汁に浸してくれる。そのサービスがまた嬉しい。モツはすごく柔らかくて、想像するよりアッサリした味だ。ちょっとモツの臭みはあるが、ニンニク&唐辛子がピリッと効いて美味しい。いかにもB級グルメ!って味なので、こういうのが好きな人はぜひお試しあれ。ちなみに、この広場にある「ランプレドットの屋台」が特に美味しいと評判だ。