「クアットロ・カンティ」とはイタリア語で「四つ辻」のことを意味し、パレルモ旧市街のヴィットリオ・エマヌエール大通りとマグエダ通りとが交差する地点にある広場の名称である。17世紀、スペイン総督らによって進められたバロック都市計画の一環として造られた。
四つ辻それぞれに装飾が施されていて、一段目が四季を表した噴水、ニ段目がスペイン総督、そして三段目には街の守護聖女が飾られている。これらはシチリアン・バロック様式の彫刻で、まるで野外展示場のような印象を受ける「クアットロ・カンティ」である。
記事最終修正日時2013.03.07 07:58
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