イタリア北部の都市ヴェローナにある「エルベ広場」。屋台が並び、果物や野菜、花などが売られにぎわっている。現代の市民生活の中心でもあるが、ローマ時代にもフォロ・ロマーノと呼ばれ、裁判や政治集会が行われた場所である。
「エルベ広場」の中央には「ヴェローナのマドンナ」と呼ばれる噴水があり、14世紀のボニーノ・ダ・カンピオーネの作品だ。広場を取り囲む建物は中世からルネサンス期にかけて建てられた館や塔であり、広場奥には17世紀に建てられたバロック様式のマッフェィ宮殿が建つ。
記事最終修正日時2013.03.07 07:58
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