テヴェレ川沿いに建つローマの「最高裁判所」。まるで博物館のような堂々とした白い立派な建物である。1910年に完成されたもので、正面ファッサードにあるのは天秤と剣をもった正義の女神の像だ。玄関入り口の向かって右が法学者パピニアヌス、左が弁論家キケロの立像となる。エントランスは4本の円柱をひとまとめにした重厚な趣があり、大階段が象徴的である。また「最高裁判所」の前には、トリブナーリ広場が広がる。
記事最終修正日時2013.03.07 07:58
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