「ルッカ」はトスカーナ地方の1都市で、いまもなお1500年~1600年代に築かれた城壁で囲まれている街だ。そして、唯一、メディチ家の紋章が見られない街でもある。つまり、唯一、メディチ家が制覇できなかった強国、それがルッカなのだ。
1847年にトスカーナ大公国に編成されるまで、ルッカは自治国として栄え、イタリア統一時の1861年にルッカもイタリア国の1都市になった。旧市街は城壁の内側にあるが、何度行っても、地図なしでは歩けない街だ。
歴史と共存していると言える街づくり、これは一見の価値あり。
記事最終修正日時2013.03.07 07:58
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