世界遺産に登録されている「チンクエテッレ」の5つの漁村のひとつ「モンテロッソ」。「モンテロッソ」の駅を出ると、すぐ目の前はビーチが広がる。駅を背にして右側は公共の海水浴場で、色とりどりのパラソルが並ぶ左側は有料の海水浴場やホテルのプライベートビーチとなっている。パラソルとビーチチェアーを有料で借りるシステムだ。何度か通うなら、パラソルやビーチタオルは10ユーロくらいでたくさんのお店で販売されてるし、ホテルでもビーチタオルの貸し出しなんかをやっているし、公共の海水浴場にもトイレやシャワーはきちんとあるので問題ないだろう。駅から徒歩で中心地に向かうと、もう一つの海水浴場があるが、ここは人がいっぱいで水は濁っていたようだ。でも、高台から見る「モンテロッソ」の海は青く澄んでいて、とてもきれいだ。そして「モンテロッソ」は「チンクエテッレ」の中で唯一、ちょっとこ洒落たレストランやバール、雑貨屋さんがいくつもあるところだ。夏のバカン時期には夜遅くまでお店も開いているので、食後の散歩も楽める街である。また、子供用の遊ぶ施設やイベントがいくつかあるので、家族連れにもオススメの場所だ。