古い石畳と宮殿地区左の白い建物がディアマンティ宮殿。エステ通りはエステンセ城からまっすぐ繋がっており、その先は城壁の門になります。ディアマンティとはダイアモンドのことです。ルネサンス期に栄えた都市らしいセンス。1万2500個の白大理石をダイアモンド形に装飾した建物。15世紀にフェラーラ公エルコレ1世の弟によって建てられたエステ家の宮殿です。ダイアモンドというよりは、痛そうなとげとげに思えてしまう私。できた当時は奇麗に磨かれた大理石が宝石のように光っていたのかもしれません。中は国立美術館になっていますが、美術館には入りませんでした。入り口から見える中庭をくるっとまわってきましたが、やはりこの建物は外からみる方が良いようです。珍しい装飾の建物ですが、私は以前このとげとげをスペインで見ました。セゴビアのカサ・デ・ロス・ピコスこちらの建物は「とげの家」という名がついています。どちらも15世紀頃の建物ですが、どちらが元祖なのでしょう?