「ピサの斜塔」の横にはドゥオーモ」があり、中を見学することが出来る。ドゥオーモは1068年から50年の歳月をかけ、建設されたピサ・ロマネスク様式の最高傑作である。白大理石を使った聖堂は、壮麗で美しさが際立っている。奥行きが約100m、幅約30mで上から見ると、ラテン十字の形をした建物だ。そして、正面や入口にはロマネスクの像が並び、入口の扉はイタリア・ロマネスク彫刻の代表作をいわれている。内装はビサンティン様式の影響も見られる。ほかにもジョヴァンニ・ピサーノによる説教壇やブロンズのランプなど見どころ満載だ。