「世界一美しい」と称されるカンポ広場に建つ「プッブリコ宮」。これまた「世界一エレガント」と称されている。建物左側はマンジャの塔で、レンガ造りで高さ102mである。珍しい一針時計をしている。内庭に面した階段で上まであがることも可能だ。また、「プッブリコ宮」の下には礼拝堂があって、14世紀に蔓延したペストの終焉に感謝して建てられたものだそう。2階の一部と3階部分は市立美術館となっていて、シモーネ・マルティーニ作フラスコ画「荘厳の聖母」やA.ロレンツェッティ作「善政の効果」「悪政の効果」などが見どころだ。
シエナのシンボルである、「プッブリコ宮」は、観光には外せない場所だ。