古代ローマ時代から中世、近世を通してパドヴァの街にとって、とても重要な場所だったという「プラート・デッラ・ヴァッレ」。古代ローマ時代はもともと劇場として使われていたが、その後集会場として市民に利用された。現在のように広場の周りに87の彫像が置かれ、その芸術的外観を整えたのは18世紀後半ということだ。今では市民の憩いの場として利用されている。毎月第三日曜には骨董市も開かれているようだ。
イタリアで一番広い楕円形の「プラート・デッラ・ヴァッレ」は、ヨーロッパでも2番目に大きな広場らしい。ちなみに一番はモスクワの赤の広場とのことだ。
地元の人が思い思いにくつろいでいる「プラート・デッラ・ヴァッレ」。その景観も美しいので、地元の人に混じってのんびり過ごしてみてはいかが?