全国でもまれな下り参道の出雲大社、また、神社仏閣の参道はめったにないそうです。参道を歩いていると緑が沢山で気持ちが良いです。途中にある祓社(はらえらしろ)の祓戸神(はらえどの神)四柱が、参拝する私達が知らぬ間に犯した心身の汚れをはらい清めてくださり、これから参拝する大国主大神の御意を私達にいただけるようにしてくださるそうです。御慈愛の御神像、イナバの白うさぎで有名な大国主大神です。神様が背負われている袋の中身は私達の苦難・悩みそして私達の身代わりになって背負われているそうです。手水舎でお清めをしてから向かうのは銅の鳥居、もとは1580年に毛利輝元によって寄進されましたが、その孫の毛利綱広が1667年に損傷部分が多かったので現在の鳥居に造り直し再建されました。銅製の鳥居としてはわが国最古のものです。
神様の宿といわれておる小さな祠がたくさんあります。