島津家別邸の仙厳園は、島津家の別邸ですが、明治に入って鹿児島城が焼失してからここが島津家の本宅になったそうです。横に島津斉彬は、集成館事業と呼ばれる西洋の技術をとりいれた、工房を作りました。尚古集成館は、薩摩切子や鉄製の兵器など、薩摩が開発した技術の結集品が展示されてます。 仙厳園の庭は、桜島を借景にした見事な庭です。ただ、天気が良くないとあいにく桜島はみえません。庭と邸宅はほんとうに素晴らしく見ごたえ十分!これをみただけでも、鹿児島に来た甲斐があったというもの。園内には、望嶽楼と呼ばれる建物あり、なんでもこの建物は琉球国主から送られたものらしい。とくにこの床に敷き詰められた塼は異国の雰囲気です。こういうのは、確かに中国や韓国では見るが、あんまり日本ではみかけないスタイルです。また、仙厳園は、篤姫のロケに使われたところがあるのです。苔むした石敷きの階段で、後の小松帯刀である肝付尚五郎が傘をさして駆け下りてくシーンに使われました。 看板も傍らにたってます。