済州島の市内の中心にある観徳亭は、待ち合わせ場所としてもよく利用されたり、道探しの目印になったりと、済州の人々に親しまれているたてもの。国家指定宝物第322号。
ここ観徳亭は島内最古の木造建築で、李氏朝鮮時代の訓練場だったところ。『射者所以観盛徳也』(矢を射ることより、徳を磨け)という漢文からその名をとったそう。
ガイドブックやその手のホームページの中には、この建物を囲むように柵がしてあって外観しか見れないようになっているものがあったが、このときは出入り自由と言う感じ。市民の憩いの場・待ち合わせ場所になっていた。