来蘇寺は、新羅の時代に恵丘という坊さんによって建てられたお寺。さらにその後西暦1633年には青曼というお坊さんが再建をし今の姿に。
やや小ぶりな参道の食堂街をすぎると山門が現れ、ここで入山料2,000ウォンを支払い山を登っていった先に来蘇寺はある。山門を過ぎると森林浴ができるような森の中の散策路という道がしばらく続き10分ほど歩いたところで広い空間が現れた。来蘇寺境内に入る四天王像のある山門が先の方に見えたのだが、それより手前、林の中の道を出てすぐのところに、大長今のロケ地看板を発見。きっと知る人ぞ知るっていう撮影場所だろう。
来蘇寺の建物は、何故か木目のままで、日本人の目にはかえって落着く雰囲気。
それにしてもお寺って菜食でお酒も本来は駄目な清浄を旨とする場所のはずなのだが、寺域に入る前では、肉や魚にマッコリ(にごり酒)が定番。お寺を訪れるのが気分転換の行楽ということだろうか。でも、修行しているお坊さんには誘惑が近くにありすぎる気も。