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板門店

 4.1  |  韓国 | 名所
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南北の境界線によって分けられた南と北、民族の分断と痛みを実感することができるJSA

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板門店

映画JSAでも一躍脚光を浴びた「板門店(パンムンジョム)」。1950年に勃発した朝鮮戦争の休戦協定が調印された建物を始め、南北の会談が行われてきた軍事停戦委員会・本会場などがあり、韓国も北朝鮮も行政管轄権のない特別な地域である。今でこそ、ある意味で観光地のようだが、1953年7月27日、朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた歴史の地である。現在、国連軍と北朝鮮側の共同警備区域(Joint Security Area=JSA)となっている。板門店にはツアーでしか行けないうえ、事前に予約をしなくてはならない。バスに兵士が乗り込みパスポートを見ながらの本人チェック、国連のバスへ乗換え、国連軍駐屯基地での宣誓書サインなど、物々しい雰囲気である。

 

 

 

・1は、北朝鮮の板門閣 。外に1人の兵士が立っている。
・2は、 板門店 の名前の由来となっている会談場。韓国軍の警備兵が、休戦ラインの南側を警護、警戒中。韓国の軍人は建物に向かって半分体を出して、半分は隠している。な ぜかというと、何かあったら、すぐ反撃できるよう、そして自分の身も守れるようにそういう体制になっているらしい。また、北朝鮮が建物の中から南側を監視 している為、目線が分からないように、特殊サングラスを着用する。

・3は韓国の 自由の家 。ひやりとしていて中は結構寒い。

・中央の青い建物が軍事停戦委員会の会議室。室内には国連軍が、壁を隔てて北朝鮮の兵士が立っている。椅子の前にテーブルがあるが、その真ん中を南北の軍事境界線が通っているとのこと。

 

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板門店ツアー(JSAツアー)

北朝鮮との共同警備区域とだけあり両国の緊張を肌で感じられます。平和とは何か?について考えさせられます。

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北朝鮮が侵入のために掘ったトンネル“第3トンネル”見学をはじめ、都羅山展望台から北朝鮮を見ることができます。

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【見学における禁止・注意事項】

板門店へはGパン・短パン・ジャージ・迷彩服・ミニスカート・ノースリーブなどは着用禁止。

・サンダルもNG。

・男性は整髪されていない長髪はダメ。

・お酒を持っていくのも禁止

(本当は見学前12時間以内は飲酒禁止だそうだが、観光客にそれは無理ということで大目に見てくれてるとか)

・指定された場所以外での写真撮影も厳禁。違反した場合はその人だけでなく連帯責任でツアーそのものが中止になることもある。

・指を差したり手を振ったりしない(たとえ北朝鮮の人が手を振ってきたとしても)こと。

・北朝鮮の人が、常にこちらを監視したり写真を撮ったりしているので、手を振るなど友好的な態度を示しているとか亡命を求めているとかととられる行動は、どんなことに利用されるかわからないのでダメだそうだ。

・雨が降っても傘は、武器と間違われるのでささない、バスの中で席を立たない。

・服装チェックでダメだった場合着替えなくてはならない。

・カメラとビデオと双眼鏡以外はバスの中。

・急に走り出したり、後ろを振り返ったりしても発砲される。

 

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役立つ情報

 

地図

会議が行われた建屋へは必ずしも入れません。

北側の人が建屋に入っているときは入れないようです。

 

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他情報

 

・下記は板門店エリアに入る前、スライドを見ながら説明を聞いて、サインさせられる宣言書の一部。ツアーが無事終わると、帰路のバスの中で返してもらえる。

 

訪問者(見学者)宣言書~抜粋~

統合警備区域への訪問者(見学者)は、下記を読み、署名することが要求される。

板門店の総合警備区域の見学は、敵性の地域への立ち入りを伴わない。敵の行動(活動)によっては危害をうける又は死亡する可能性がある。総合警備区域は中立地域であるが、一方(南)は、国連軍の軍人により、他方(北)は、北朝鮮の陸郡軍人によって、それぞれ分割警備されている。国連軍のゲストの皆様は、軍事境界線を越えて北朝鮮軍の管理する総合警備区域へ立ち入ることは許されていない。また、事変・事件を予期することはできないので国連軍、アメリカ合衆国及び大韓民国は訪問者の安全を保障することはできないし、敵の行う行動に対し、責任を負うことはできない。

 

 

基本情報
  • 板門店の住所情報京畿道(キョンギド)坡州市(パジュシ)鎮西面(チンソミョン)魚龍里(オリョン二)
  • 板門店の電話情報02-771-5593電話を掛ける
  • 板門店の日本語情報日本語:可
  • 板門店のカード情報カード:可
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板門店のタグ

記事最終修正日時
2014.03.12 08:45

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1

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