マレーシアの格安航空会社で、クアラランプールを本拠地とする「エア・アジア」。
格安運賃を打ち出し、マレーシアのフラッグキャリア「マレーシア航空」の国内独占状態を破り、2003年からは黒字化に成功した。
|
2006年にはクアラルンプール国際空港にLCCターミナルがオープンし、「エア・アジア」のすべての便が移転した。ボーディング・ブリッジはなく、乗客は徒歩かバスで飛行機まで移動し、タラップを使い搭乗する。
LCCということで手荷物受託は有料となっており、飲食物は機内販売されている。事前に持ち込むことは禁止されているので、要注意。2012年にフィリピンへの路線が増強されました。就航している国別に特価が出るので、タイミング良く、それらをゲットできると更にお得。
クアラルンプールのLCCTでノフライトでは、ボーディングブリッジはなく、主導のタラップからの搭乗となります。
他ではあまりみない方式なので、なかなか新鮮です。
2012年に日本国内便が就航。東京(成田)ー札幌、東京(成田)ー福岡、東京(成田)ー沖縄 に就航。
2012年10月には、成田ーソウルと釜山間の国際線が就航しました。
日本の名古屋(セントレア)への就航も検討に入っているようです。
<ターミナル移転>
5/2からLCC用のターミナルが、KLIA2に移転が始まります。
5/9にエアアジアも移転します。よって、LCCTターミナルでの発着は、5/8までとなります。
他に多角経営もしており、1)チューンホテルの経営(マレーシア、タイ、インドネシア、ロンドンにあり)、2)F1チーム:ケータハムレーシングの運営、3)イングランドプレミアリーグ(サッカー)のクイーンズ・パーク・レンジャーズの経営 を行っています。
エアーアジアの機内販売
エアーアジアはLCCの為、機内販売でブランド品などの高級商品の扱いはほぼありません。そにかわり、とても安くて、実用的なGOODがいっぱいです。機内の座席ポケットにカタログがあり、機内販売の食事や飲料品とともに品物の写真とプライスがついています。いくつか紹介します。現金扱いのみのようなので、注意ください。支払いはMYRのほかに行き先の国の通貨でも可能です。 US$でも支払いできました。
1)折りたたみ傘 コンパクトで軽く、デザインもそこそこよい。ただし、赤いのでさすとけっこう目立ちます。 29MYR(290THB)
2)帽子 これも赤くて目立ちます。 19MYR(190THB)⇒12/7現在、29MYBになっていました。
3)カムホートキット 赤いブランケトとブランケット収納バッグ、アイマスク、首枕のセット。ブランケットはバック内にコンパクトに畳めるので、 持ち運びに便利で、機内のみではなく、冬のスポーツ観戦などにも重宝しています。 35MYR(350THB)
4)USBマウス これが薄くて軽く、コンパクトなので、旅に欠かせません。パソコンの携帯時には必ず持っていっています。 デザインも白に赤のロゴが光るタイプと赤に白のロゴが光るタイプがあり、とてもよいデザインです。25MYR(250THB)
5)キーチェーン エアーアジアの機体や空港のアシスト自走車のマスコットキーチャーンで、子供のお土産に喜ばれました。19MYR(190THB)
6)マルチスクロスアダプター これが優れもの。世界各国で使える電源アダプターで、コンパクトでこれも海外への旅行では欠かせません。 いくつかの国をはしごしても、どこの国でも電源がとれます。 これがまた、日本で買うより半額以下で買えました。 75MYR(22,500RP) ⇒2012.7:違うタイプに変更となっており、90~135MYRとなっていました。高くなった代わりにUSB接続できるタイプもあります。
7)パシュミナのストール ジャカルタとハノイ間の路線で発見しました。クアラルンプール発の機内販売には無い、緑とネイビーのインドネシアらしいデザインにエアーアジアの赤いロゴがよいです。 90,000RP→68,000RPに値下げ中
その他にも、i-phoneのカバーやUSBメモリー、Tシャツやポロシャツの実用品から、熊のぬいぐるみ、機体の模型など、 いろいろあり、どれもがそれほど高くありません。
ただし、現金販売なので、カード支払いができませんでした。 とても実用的で安いのでついつい買ってしまいますが、実際に役立つものが多く、よいです。 |
他情報
・エア・アジアは他の航空会社とシステムが異なり、独特のところがあります。
1)予約はホームページからのネットでの予約。
2)予約時にキャンペーンなどのディスカウントチケット、通常チケット、プレミアムシートなどを選択できる。
3)荷物の預けが重量ごとに料金があり、航空券とは別料金となる。
4)飲食も全て別料金で、予約できる。予約のほうが当日支払いより安くて、早く持ってきてもらえます。
5)席はネットで予約できますが、有料です。通常シート(足元が狭い)と多少、座席間隔に余裕のあるホットシートがあります。
また、日本とクアラルンプールを結ぶ便はビジネスクラスのようなフルフラットになるシートのプレミアムクラスがあります。
このプレミアムは、1食とミネラルウオーターが付きます。ただし、高価です。(他の航空会社のビジネスクラスよりはかなり安いですが。)
6)キャンセル、変更は可能ですが、全て料金がかかってきますので、予約は慎重に。
(場合によってはチケット料金より、キャンセル料金のほうが高いので、チケットを予約しても、そのまま使わずのほうが良い場合も ある。変更も高価なので、取り直したほうが安い場合も有り。)
上記の有料の項目は最初の設定が有となっているので、必要ない人はチェックをはずしていかないと思わぬ費用が掛かります。
なお、ネット予約は日本語ホームページからできますが、予約ページで一部、英語表記となります。
ネットが混んでいて、繋がりにくかったり、途中で止まったりするときもありますので、終了後、予約が完了したか確認の
必要があります。
予約の方法を解説したホームページもありますので、わからない人はそれらを参考にするのもひとつの方法です。
チェック・インはネット若しくはスマートフォンで行い、当日、空港の自動機に翳せば航空券が発券されます。
・機内販売にもいろいろな商品があり、楽しめます。
購入した商品で、特によかったのはUSBマウスです。デザインが白に「Air Asia」の文字が赤く光るものと、赤に「Air Asia」の
文字が白く光る2種類のタイプがあり、とても気に入りました。それが非常に薄く、軽いので、持ち運びにとて重宝しており、
旅行の時や海外移動の時は必ず持っていくようになりました。これが1個25MYR(日本円で約800円)と安いのです。
機内販売はLCCの為か、高くありませんので、お土産として、購入してもよいです。
傘や帽子なども日本円で1000円前後で購入できてしまいます。
赤でめだつものばかりです。お土産にどうぞ。
・10月1日から、バンコクの離発着空港がスワンナブーム国際空港からドンムアン国際空港へ変更となります。
・LCCTでの出国時、WEBチェックインしていても、チケットチェックのスタンプが必要となりましたので、イミグレーションへ行く前に、
専用カウンターでチェックを受けてください。
・路線の変更が、結構、頻繁に見直しされています。
欧州路線はすでに廃線。逆に、モルディブ行き、ヤンマーのマンダレーとバンコク路線やフィリピン国内線は新たに開通しています。