クアラルンプールにある全室スイートの最高級ホテル「カルコサ・セリ・ネガラ」。ここの名物と言われるのが「アフタヌーンティー」。「アフタヌーンティー」と「ハイティー」という言葉がよく混同して使われてるがコンセプトが違う。もともとアフタヌーンティーが英国の上流階級での習慣だったものであるのに対し、ハイティーとは庶民・労働者階級のものである。1904年に英国大使公邸として建てられた「カルコサ・セリ・ネガラ」での「アフタヌーンティー」には、その伝統と格式がある。他のホテルからわざわざ「アフタヌーンティー」のためだけに「カルコサ・セリ・ネガラ」まで来る、というツアーもあるそうだ。実際、ほとんど他の宿泊客らしい姿を見かけなかったのに、3時ぐらいになるとやけに人が多くなる。ツアーガイドというか運転手のような人がその辺でぶらぶらしたりするのを見かける。
「アフタヌーンティー」は重厚感とエレガントさを感じる落ち着いた室内でいただくこともできるし、庭を眺めながらの開放的なテラスでいただくこともできる。3段トレーで、普通におやつ感覚で食べられる。
ゆっくりした時間と贅沢な空間の中で「アフタヌーンティー」はいかが?優雅で大人の雰囲気を味わえるだろう。