マレーシアのバツー洞窟(BatuCave)では超巨大な金色の像に驚かされる。ここはヒンドゥー教の聖地だそうだ。針や鉄串などの尖ったもので自分の体を突き刺すヒンドゥー教最大の祭「タイプーサム」はここで行われるらしい。
金色の像の後ろには階段が続いている。敬虔な信者の方はここは裸足で登るそう。もちろん観光客は靴をはいたままでもよい。階段では小猿や小猿をお腹に抱えた母猿が手すりを走りおりてくるのを見る事ができる。ニホンザルよりもちっさくて可愛い。猿は襲ってくる場合があるので注意が必要らしい。
像の後ろの272段の階段を登りきると巨大な洞窟の入り口が現れる。洞窟の中も広い。壮大。日本の洞窟をイメージしていくと圧倒される。周りは岩の絶壁で囲われているのだが、天辺に開いた穴から光が差し込み、洞窟内は明るい。そしていたるところにカラフル極まりない神々の像が置かれている。神話に詳しい人ならかなり楽しめるはず。更に奥には有料のアートギャラリーがあるらしい。ヒンドゥー教について勉強していくとより楽しめるスポット。
KTMコミューター駅が近くまで伸びましたので、KLセントラル駅から1本で行けるようになりました。駅からも徒歩10分ほどで行けます。
とても便利になりました。入場料が無料なのもありがたいです。