学問の神様、北野天満宮と道を挟んで向かい側にある小さな茶苑。席は、全部で20席くらいでしょうか。店内には、カジュアルなテーブル席と、韓国の伝統的な民家を思わせるような内装の座敷スペースとがあります。料理は、NHKで放映された「チャングムの誓い」で主人公チャングムが創作した「青竹ご飯」をアレンジした「青竹十穀ご飯」や、山菜ビビンバ、松の実粥をはじめとした各種の粥、「コンクッス」と呼ばれる大豆スープの冷麺などがいただけます。伝統的な薬食同源の考えに基づいて用意されたメニューに、日本で一般的にイメージする韓国料理の定番の焼き肉は入っていません。肉は、キンパ(のり巻き)や、韓国そうめんに、魚系もアワビ粥のアワビと、ピリ辛冷麺に鱈が入っていますが、それ以外のメニューはほぼベジタリアン仕様です。もちろん、化学調味料は使われていません。飲み物は、10種類ほどある韓国伝統茶やジュース、薬用酒の他、ビール、コーヒー、紅茶、アイスクリームなどもあり、喫茶店としての利用も可能です。特にランチタイムの設定はないので、お昼時を逃してしまった時などの食事にも便利です。毎月25日の天神さんの縁日の際には、混雑が予想されます。
・緑豆 900円
・あずきのお粥 900円
・あわびのお粥 2,000円
・黒米のお粥 900円
・はと麦茶 500円
・石釜十穀 1,000円
・山菜ビビンバ 850円
・キンパ 850円
・韓国そうめん 850円
・青竹十穀ご飯 1,000円
・松の実粥 900円
・韓国温麺 850円
・ピリ辛冷麺 850円
・大豆スープの冷麺 850円
・海苔巻セット 850円