四条新町と西洞院の間で北側にある「都野菜 鹿ヶ谷」。町家を改造したお店やけど、外観は黒くてシンプルなんで、気を付けてんと通り過ぎてしまいそうである。内部は2階建てをそのまま利用してあり、通り庭の位置も床で塞いであるけど、火袋の吹き抜けはそのままである。1階は2人がけのテーブル席が5つ、2階のほうが広い。こちらのオーナーも野菜ソムリエで、毎日畑から届いたとれたて野菜を料理して出してくれはるそう。
まずは小鉢の3種盛り。万願寺の揚げ浸し、茄子の南蛮漬け、切り干しの炊いたんである。茄子には味がしゅんでるし、万願寺がとろけるほどやらかい。
次いで野菜スティック。これはお代わり自由とのこと。マヨネーズか塩をつけていただくが、モロッコの茹で加減が絶妙。それと、人参が甘うてしっかり強い香りがする。人参嫌いの人はかなんやろけど、私は好きやなぁ。
ポリポリつまんでると、来たのが豆腐饅頭のあんかけを冷やしたん。これは豆腐と言うより、おからな感じがする。味付けはものすごーくあっさり。
おそらく本日のハイライト、二色の桃太郎トマトにバジルソースをかけて焼いたんと、キャベツの焼いたんに生姜ソースをかけたもの。キャベツにかかってる生姜ソースがめちゃ旨で、これは家でもマネしたい。が、しかし。野菜ばっかり続いたし、ここらで肉が食いたい・・・・と思てたら、出てきたのがタンドリーチキン。ポテトフライとフラワーのトルティーヤが添えてあったが、トルティーヤが一人1/2枚だけなので、あとのチキンはチシャでくるんでよばれる。
この後、豆ご飯とバニラアイスにチョコソースをかけたんが出た。豆ご飯は季節外れ?と思うたら、お豆がパック入りの茹でたやつやった。デザートも平凡やし最後が惜しいなぁと感じたけど、飲み放題付きで4000円なら無理もないか。つか、かなり勉強してくれはったんやと思う。とにかく野菜がたっぷり食べられるので、このお店は日ごろ野菜が不足しがちな人や女子のヘルシーな宴会には、もってこいちゃうかな。ごちそうさまでした。
役立つ情報
完全禁煙