お店のしおりに書かれているとおり、玄関先は草木で彩られ、郊外の古い一軒家を思わせます。 アートギャラリーと薬膳カフェを兼ねた店内にはゆったりとした時間が流れています。素敵なアンティーク家具やオブジェなどが、店内のあちらこちらに置かれており、作家さんの個展が開かれることもあるそうです。カウンターの上にさりげなく置いてあるティーポットは、南米の遺跡から発掘された数百年から一千年ほど前のものであるそうです。机の上板として使用されている分厚い板は、どれも船の底板として使われていたものを利用しているとのこと。
店内には、オーナーのライフワークである柿渋染の透き通るような布地でつくったパッチワークの大作が飾られ、店内をよりいっそう落ち着いた雰囲気にしています。喫茶メニューは、柚子茶やなつめ茶、高麗人参茶をはじめ韓国の伝統的な薬膳茶が主で、選ぶのに困るくらい色々な種類のお茶があります。食事メニューはそれほど多くはないのですが、同じく韓国の薬膳料理で、素夢子セット、お粥のセット、精進ビビンバの他、夏には冷麺もあります。食事メニューはそれぞれ数に限りがあるようですので、目当てのメニューがある方はランチどきに行くことをお勧めします。メニューには、日本語と英語で薬効も書かれています。英語の情報誌にも紹介されているらしく、外国の方もよく来られるようです。
・薬膳ケーキ 500円
・薬飯(韓国風おこわ) 850円
・素夢子御膳 1,500円
・精進ビビンバ 980円
・松の実粥 1,000円
・かぼちゃ粥 1,000円
・黒ゴマ粥 1,000円
・素夢子カレー 1,000円