新京極の「スタンド」は、土産物屋がビッチリで修学旅行生のメッカとなってる通りにあって、異彩を放ってる店です。表の佇まいもさることながら、中は時間が昭和の初めで止まっています。壁には鏡が貼ってあるので、細長い店が広く見えます。そこに、ひょろっと長いカウンターと、丸テーブルが4つほどあります。大衆食堂ですが、お客さんは昼間っから飲んでるようなおっちゃんばっかりです。定食屋オムライスに混じって一品もたくさんあったりします。
お品書きに混じって、なぜか複製名画が掛かっていたり。とはいえ近年のレトロブームで、若いお客さんも多いとか。アルミとちゃうけど、懐かしいフォルムの灰皿や、伝票も、金額にチェックを入れていく昔の作りだったり懐かしい感じです。メニュー全体の値段はレトロと違く、現代風なので、雰囲気を楽しみに行く店です。お勘定を払うとき、店主はレジの前で算盤をパチパチと算盤で計算します。レジはありますが、動かないそうで、引き出しだけは開くので、「お金を分別して入れる箱」だけに使っているそうです。
・ラーメン
・おでん
・オムデミグラススース丼
・揚げそば
・鶏のから揚げ
・日替定食
・生ビールセット(中)
・牛すじこんにゃく煮込み
・オムレツカレー
・自家製コロッケ
・牛ステーキ(単品)
・豚バラにんにく炒め
・まぐろのお造り
・鴨肉ロースくんせい