京都の川と言えば、京都市内を流れる鴨川で南北を33kmを流れる代表的な河川です。春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々楽しめる風景で、市内中心に行くと、河川沿いのお店やカップルや友人同士で等間隔で座り合う情景も有名です。鴨川は、東側にある紅枝垂れ桜が見頃を迎えつつあり見所です。この鴨川東岸には、早咲きの一重の紅枝垂れと遅咲きの八重紅枝垂れが植えられています。主に咲いているのは三条大橋の下流側で、染井吉野もいくらか植えられています。綺麗に見えるのは、歩道沿いか、いっそ対岸からでしょう。川の中に降りると、護岸が邪魔になって意外と見えないのです。桜越しに鴨川沿いの町並みを見渡すのが、ここの醍醐味の一つです。ただ、こういうポイントが少ないのが難点なのです。桜と共に、しだれ新柳の緑も見事です。この緑と桜を同時に見渡せるのが、次に掲げる三条大橋からの眺めです。景色は一重の紅枝垂れが散ると一度終わりますが、その後八重紅枝垂れが咲くと共に復活します。三条に行く事があったら、忘れずに鴨川の下流側を見て下さい。