パディントン駅、ここにやってきたのは・・・パディントンといえば、もうおわかり!
ロンドンの北西に位置するロンドンを代表する大きな駅の1つであり、イングランド西部および南ウエールズ間を走る電車の発着駅となっている。在来線や地下鉄の駅以外に、ヒースローエキスプレスの発着駅でもあり、旅行者にとっても利用頻度が高い駅。そして、この駅について特筆すべきはこちら、英国人作家マイケル・ボンドが書いた短編小説から誕生した、「くまのパディントン」。祖国ペルーで叔母のルーシーさんと暮らしていたのだが、年をとったルーシーさんが施設に入ることとなり、英国に送り出された、という設定になっている。「どうぞこのくまのめんどうをみてやってください」と書かれた札をぶらさげて、スーツケースに座ってたいたところ親切なブラウンさん夫婦と出会い、その日から家族の一員となる。「パディントン」 という名前はパディントン駅にいたことから命名されたそう。(本名のペルー名は長くて発音しにくいそう)ダッフルコートと帽子がトレードマークでマーマレードが大好きな「パディントン」 はいつも困った事件にまきこまれるが、そのまじめさと礼儀正しさで乗り切るかわいらしいキャラクター。駅の構内にはパディントングッズを売るお店もある。パディントン駅へ行く機会があるなら、エスカレーターの側に設置されている「パディントン」 の像をお見逃しなく。また、きかんしゃトーマスでも、パディントン駅が出てきた話もあるそう。何気ない駅だが、様々な場面で登場したので、ロンドン見学でも必須なスポット。