クリスマスリースの意味をご存知だろうか?由来もさまざまな説があるようだ、もっとも古くは古代ローマ時代以降に、飾られるようになったよう。ロンドンのあるインテリアショップでは、巨大リースがあったり。輪の意味は「永遠」「新年の幸福を祈る飾り」、キリスト教では、「永遠に続く神の愛」など。 用途的には、葉に殺菌・抗菌作用のある常緑樹を玄関に飾って、魔除・豊作を願ってのものと言われている。日本で言う、しめ縄のような役割もあるそう。 日本では、造花で毎年使えるものが一般的だが、ヨーロッパでは、クリスマスツリー同様にフレッシュな生のリースを、玄関に飾る家庭が一般的。クリスマスのリースは、キリストの血を表わす赤、常緑樹に象徴される生命力を表わす緑、純潔を表わす白を用いて作られるのが伝統的。 柊の葉は、イエス・キリストの被った茨の冠「受難」を意味しており、赤い実は「流した血」として飾られているそう。信仰に熱心な方は、この柊の葉のみのリースを飾るよう。クリスマス前だが、クリスマスの飾り付けを片付けるタイミングについて。日本だと25日までで、すぐに片付けてしまうが、イギリスでは1月5日夜まで。 1月5日は、TwelfthNightクリスマスから12夜のこと。 新年、年が明けても、クリスマスの飾りが続く。6日以降に飾ったままだと、縁起がよくないらしいが、こちらも、日本のしめ縄と同じような意味。