イギリス人にとっては、絶大な人気を維持している『国民食』と言われるもの、その代表がフィッシュ&チップス。この、フィッシュ&チップス、イメージとしては屋台で白身魚のフライとポテトチップを新聞紙でくるんで売ってるって感じ。しかしせっかくなので、『フィッシュ&チップス』の老舗のレストランへ。創業はなんと1870年、140年近く魚とイモを揚げ続けているお店『TheRockandSolePlaice』。RockもSoleもPlaiceも魚の名前なんだそうだ。130年もやってる老舗といっても仰々しい雰囲気はまったくなくて、ファーストフード兼大衆食堂のような感じのお店。フィッシュ&チップスは店内でも食べられるしテイクアウトもできる。外にはテラス席もある。欧米でカラマリを頼むとたいてい日本のイカリングのような丸いのがでてくるので、そういうのを期待してたら輪っかになってなかった。熱々でけっこう美味しい。さて、フィッシュ&チップスに使われる魚といえば ・Cod (たら)フィッシュ&チップ = たら(Cod)と言われるくらい一般的。しかしこのお店は伊達じゃない、さすが老舗のこのお店では白身魚ならなんでもある!フィッシュには下味がついてるけれど、比較的薄味国民食、フィッシュ&チップスの食べ方の国民的方法は・・・ 1)まず、レモンを搾る 2)つぎにケチャップをたっぷりかける 3)最後に、テーブルに配置されてるビネガーをたっぷりかける。だからテーブルの上には必ず調味料セットのケチャップ ・ビネガーが置いてある。フィッシュの衣がギトギトに脂ぎってるのでビネガーのおかげでさわやかになる。そして、主食のポテトチップスこちらも同じく、ケチャップとビネガーで食べる。ちなみにイギリスでいう『ポテトチップ』は日本でいう『フライドポテト』のことマクドのポテトを太くしたようなもの。春から秋にかけてのイギリスはほんとに気持ちが良いので、、レストランにはかならずテラス席があってぜったい外で食べる方が気持ちよい。それにロンドンは緯度が高い上にサマータイムだから夜は9時頃まで明るい。これも気持ちよく外で食事できる理由ですね。ロンドンに行ったときにはイギリス料理をけぎらいしないで、いちどは国民食のフィッシュ&チップスを食べてみてくださいね