「SherlockHolmes」というパブの名前のとおり、名探偵として世界中に知られるシャーロック・ホームズをテーマに据えた変り種パブ。「パスカヴィル家の犬」に登場する、莫大な遺産をひきつぐためカナダからやって来たパスカヴィル卿が滞在したとされるホテル「NorthumberlandArms」の跡地にできたパブ。ベーカーストリートの「SherlockHolmesMuseum」と並んで「シャーロキアン」の聖地となっているそう。パブの外の街灯にまでシャーロック・ホームズのシルエットがついていて素敵。1階のパブには、シャーロック・ホームズが書いたとされる架空の手紙や肖像画だとか、バイオリンやパイプなどのシャーロック・ホームズが愛用していたとされる品々がガラスケースに入れて展示されている。また、備え付けられたテレビではシャーロック・ホームズの白黒映画が放映されている。2階はシャーロック・ホームズの書斎が再現されている。ここに、展示されてからずっと展示物はそのままらしく、シャーロック・ホームズの蝋人形をはじめ、かなりノスタルジックな雰囲気を味わえる。小説の中の人物だとはわかっていても、ここまで徹底していると何だか彼が実在していたような錯覚を受ける。また、そんな錯覚を裏付けてしまいそうな雰囲気があり、素敵。シャーロック・ホームズエールというビールがあるので、ここへ来たらぜひお試しを。