■パラリンピック■
日時:2012年8月29日(水)~9月9日(日)
会場:ロンドン東部オリンピックパーク
五輪に引き続き、パラリンピックが開催スタート!毎日1万枚の当日券を発売予定なので、期間中にロンドンにいらっしゃる方は是非足を運んでみて下さいね!また、会場周辺では交通規制も敷かれるので、ご注意下さい。
ロンドンオリンピック公式ガイドの方がほぼ完成した会場を案内してくださいました。まずはこのロンドンオリンピックのロゴとキャラクター、イギリスではこれらをいたるところで見かけます。これがとっても不評(笑)。2012をかたどったロゴは制作費約1億円もかかったようです。「そんなにお金をかけてこれなの!?」という意味で話題にあがることが多く、よくも悪くも多くの人が話題にしているという意味で知名度が上がったから成功!と見る人も多いようです。強烈なキャラクターも一度見たら忘れられないかも・・・主な会場があるのはロンドンの東側です。元々治安があまりよくないと言われていた地域ですが、オリンピックを機に大規模な都市計画が進み今は新しいフラット(アパート)が次々に立ち並び、大きなショッピングセンターができ、ホテルも建設され、学校まで新しく登場したようです。Gentrification(都市において比較的貧困な層が多く住む停滞した地域に、比較的豊かな人々が流入する人口移動現象)と呼ばれる変化がすごい勢いでおこっている気がします。↓巨大なショッピングセンターメイン会場の近くには選手村になる新築のフラットが立ち並んでいるのですが、オリンピックが終わったらベッドルームの一つがキッチンになるように事前にデザインされているようで、オリンピック後には普通のフラットとして賃貸・販売されるようです。フラットだけでなく、ほぼ全ての建物や施設がオリンピック後のことまで考慮に入れたものばかりでした。驚くほど見た目に派手さはないけど、すごく「グリーン」な考えの元に作られているんです!
(例)
・メイン会場のスタジアムの屋根は使われなくなった水道管を再利用したもの。自転車競技場はほぼ100%自然換気、できる限り自然光を取り入れてる。いくつかの建物の屋根はメッシュ状になっていて、雨水を集める仕組みになっている→水はトイレなどに利用(雨が多いイギリスにはもってこいのシステム!)
・会場のトラックや道路には以前工場で使われていた素材を消毒して再利用している
・いくつかの会場は折りたたみ?組み立て式になっていてロンドンオリンピックの後は会場を畳んでリオデジャネイロオリンピックの為にブラジルに輸送される
・会場への移動また会場内の移動は自転車や徒歩や公共交通機関を勧めている(気軽に使えるレンタル自転車があらゆるところにあります)
・・・・・・などなど、環境問題に関心の高いイギリスらしい作りになっています!!!持続可能、グリーン、環境に優しい素晴らしい取り組みがたくさんあって聞いててワクワクしてしまいました♪そして私が気になる「食べ物」のことですが、205カ国から来る選手の胃袋を主に満足させるのは公式スポンサーでもあるHolidayInnというホテルが中心になって行うようです。ガイドさんは「選手たちの大好きなバナナが大量に運ばれてくる予定よ!」と言っていました。確かに、運動選手ってバナナをよく食べてるな~上の写真にもあるアルセール・ミタル・オービットのすぐ近くにはこれまた公式スポンサーのマクドナルドが巨大なお店を構えるようです。スポンサーの力は大きいですね。
コース紹介
メイン会場 | :柔道が行われる会場 |
展望台アルセール・ミタル・オービット |
キャラクター |
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イギリスではこれらをいたるところで見かけます。 |