チューダー朝の建築様式で堂々たる雰囲気でそびえ立つリバティ。リバティプリントってご存じだろうか?ローラ・アシュレイや、キャスキッド・ソンを含め、リバティ柄が大好きな方も多いのではないだろうか。この、リバティ柄の発祥地、イギリスはロンドンの「リバティ百貨店」。リバティは、1920年代に2隻の船を解体して、材木で建てられた老舗デパート。1874年、アーサー・ラセンビィ・リバティが家庭用品とファッションのスタイルに改革を起こそうと設立されたこのストアは、当初雇った2名の従業員のうち、1人が日本人の少年だったこともあってか、当初は日本や東洋の装飾品や布地を販売していたらしい。しかし、東洋の繊細な生地は丈夫ではなく調度品には向かないと、東洋風の丈夫なプリント生地を国内で編み出したのが、今のリバティ・プリントを編み出していく初期段階のきかっけとなったそう。
現在は、修復しているが、雰囲気が残る素敵な外観。エレベーターは、木製で、人が6人から8人程、乗ったら、いっぱいいっぱい。中は、吹き抜けになってて、全て木製って所が素晴らしく、何と手すりまでも木製、階段も木製と内装はレトロ感が漂う。しかし、ここで売られる商品は、やはり、とにかく高い。貧乏人には、とても手が出ないお値段。石鹸一個だって、何千円もするそう。